ランニングは特別な道具が少なく、気軽に始めやすい運動です。だからこそ、「とりあえず走ってみよう」と始める人も多いでしょう。
ただ、気軽に始められる一方で、初心者がつまずきやすいポイントもたくさんあります。最初に無理をしてしまったり、思っていたよりきつく感じたりして、続かなくなることも少なくありません。
実は、初心者がランニングで失敗しやすいのは珍しいことではなく、多くの人が同じようなところでつまずきます。大事なのは、それを知ったうえで無理なく続けることです。
この記事では、初心者がやりがちなランニングの失敗をわかりやすく紹介します。
1. 最初から頑張りすぎる
初心者が最もやりがちな失敗の一つが、最初から頑張りすぎることです。
やる気があると、「せっかくだから長く走ろう」「毎日続けよう」と思いがちです。でも、普段あまり走っていなかった人がいきなり無理をすると、体も気持ちもついていきません。
その結果、強い疲労が残ったり、筋肉痛がひどくなったりして、「もう走りたくない」と感じてしまうことがあります。
ランニングは最初の勢いより、続けることの方が大切です。最初は物足りないくらいでも十分です。
2. 速く走ろうとしすぎる
ランニングというと、「走る以上は速く走らなきゃ」と思う人もいます。しかし、初心者のうちは速さを意識しすぎない方がうまくいきます。
速く走ると呼吸が苦しくなりやすく、短時間で疲れてしまいます。すると、ランニングそのものがつらい印象になりやすいです。
本来、初心者の練習で大切なのは、息が上がりすぎないペースで走ることです。会話が少しできるくらいのペースでも十分意味があります。むしろ、最初はそのくらいの方が長く続けやすいです。
3. 毎日走ろうとする
「習慣にしたいから毎日走る」という考え方は一見よさそうに見えますが、初心者には負担が大きいことがあります。
ランニングは脚や関節にある程度の負荷がかかる運動です。慣れていないうちから毎日走ると、疲労が抜けず、痛みやケガの原因になることがあります。
また、予定や体調で走れない日が出ると、「毎日続かなかったからもうだめだ」と気持ちが切れやすくなることもあります。
初心者なら、まずは週2〜3回くらいから始める方が現実的で続けやすいです。
4. シューズを適当に選ぶ
ランニングは手軽に始められるとはいえ、靴はかなり重要です。
普段履いているスニーカーや、古くなった運動靴でそのまま走り始める人もいますが、足に合わない靴は負担の原因になります。クッション性が足りなかったり、サイズが合っていなかったりすると、足裏や膝に痛みが出やすくなります。
初心者ほど、走る技術より先に道具の影響を受けやすいです。シューズを適当に選ぶのは、意外と大きな失敗につながります。
5. 他人と比べすぎる
SNSや動画を見ていると、速い人や長い距離を走っている人がたくさんいます。すると、「自分は全然走れていないな」と落ち込んでしまうことがあります。
でも、初心者が比べるべき相手は、周りのすごい人ではなく昨日までの自分です。
最初は10分走れれば十分ですし、少しずつ楽に走れるようになるだけでも立派な成長です。他人と比べすぎると、本来楽しく続けるはずのランニングが苦しいものになってしまいます。
6. 疲れているのに無理して走る
「せっかく決めたから」「サボりたくないから」と、疲れている日でも無理して走ってしまう人もいます。
もちろん、少しの疲れなら軽く体を動かすことで気分転換になることもあります。でも、明らかに疲れが強い日や、足に痛みがある日は無理しない方がいいです。
休むことは悪いことではありません。むしろ、長く続けるためには必要なことです。無理に走って状態を悪くする方が、結果的には遠回りになります。
7. 走れない日で自己嫌悪になる
ランニングを続けていると、忙しい日や雨の日、体調がすぐれない日もあります。そういう日に走れないのは自然なことです。
それなのに、「今日は走れなかった」「またサボってしまった」と強く自分を責めると、ランニングが義務のようになってしまいます。
続く人ほど、できない日を深刻にとらえません。1日休んでも、また次に走ればいい。そのくらいの気持ちの方が、結果的には長く続きます。
8. いきなり結果を求めすぎる
初心者の中には、「走ればすぐ痩せるはず」「1週間でかなり変わるはず」と期待しすぎてしまう人もいます。
でも、ランニングの効果は少しずつ積み重なって出るものです。体力がつくのも、走るのが楽になるのも、体型に変化が出るのも、ある程度時間がかかります。
短期間で大きな変化を求めすぎると、思ったほど結果が出なかったときにモチベーションが下がりやすくなります。焦らずに続けることの方が大切です。
失敗しても大丈夫
ここまで失敗例を挙げてきましたが、実際には多くの人が一度はこうした失敗をします。大切なのは、失敗しないことではなく、そこから無理のないやり方に修正することです。
頑張りすぎて疲れたなら、次は少し軽くする。速すぎてきつかったなら、次はゆっくり走る。こうした調整ができれば、ランニングは十分続けていけます。
最初から完璧にできる人はいません。だからこそ、少しずつ自分に合う方法を見つけていけば大丈夫です。
まとめ
初心者がやりがちなランニングの失敗には、頑張りすぎること、速く走りすぎること、毎日走ろうとすること、道具を軽く考えることなどがあります。
ただ、これらはどれも珍しい失敗ではありません。多くの人が通る道だからこそ、最初から知っておくだけでかなり防ぎやすくなります。
ランニングを長く続けるために大切なのは、無理をしないこと、他人と比べすぎないこと、そしてできない日があっても気にしすぎないことです。
これから始める人も、すでに少し挫折しかけている人も、完璧を目指さずに、自分のペースで続けていきましょう。ランニングは、少しずつ積み重ねることで力になっていくものです。
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